”見栄えのいい画面”の正体
MVアドベントカレンダーから来た方もそうでない方もこんにちは。クソゲーツクラーのあるけみと申します
今回は見栄えのいい画面についてお話ししようと思います。
まず、次の画像をご覧ください
どちらがより見栄えがする画面でしょうか。色合いはこの際無視してください
おそらく、ほとんどの方が右を選んだことだと思います
ではなぜ左はパッとせず、右は見栄えがするのでしょうか
この二つの画像の違いとは、一体何なのでしょうか?
それは、画像の明暗です
え?どゆこと?と思われる方がいるかもしれませんが、次の画像をご覧ください
これらは上記の画像をモノクロ加工したものです
どうでしょう、こちらもまた右が鮮明に見えないでしょうか
実は私たちの目は、色で見る視界と明度で見る視界の二つを合成して物を見ています
色を感じる細胞は、「すい状体」といわれるもので、網膜の中心部に密集して分布しています。ところが、網膜の周辺部にはあまり分布していません。
もう一種類の細胞は、「かん状体」と呼ばれるもので、色は見分けられません。しかし、光には非常に敏感で、ごくわずかな光でも感じることができます。暗い夜道などでは、すい状体はよく働きません。ですから、色はよく見えないのですが、変わりに「かん状体」が働いてくれているのです。
引用:色の基礎知識
そして、パッと見て 見栄えのいい画面とはかん状体で見た時に分かりやすい視界
つまり、モノクロに変換したときに視認性がよい画面であることが多いです
では、もう一つ例を挙げてみましょう。
題材は一時期フリゲ界を騒がせた海外製RPG、OFF で。
では、モノクロ加工してみます。
こちらも非常に視認性がいいことが分かりますね 。
まとめ:画面を作るときはモノクロの世界を意識して、はっきりくっきりさせましょう。
私の記事はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました。
ツクラーの皆さん、良いお正月を~!